用語集
調節(Accommodation) 新しい情報に基づいて既存のスキーマが変化すること
行為者―観察者バイアス/差(Actor-observer bias or difference) 自分自身の行動より他者の行動について個人的帰属を多く行い、他者の行動より自分自身の行動について状況的帰属を多く行う傾向
加算課題(Additive task) 各集団メンバーの入力を足し合わせて集団パフォーマンスをつくる課題で、集団の期待パフォーマンスは各メンバーの個人的入力の合計となる
解散段階(Adjourning stage) 集団メンバーが集団の終了へ向けて準備するとき
感情ヒューリスティック(Affect heuristic) 刺激に対して自動的に生じる感情反応に頼って、その刺激について判断する傾向
感情(Affect) 日常生活の一部として私たちが経験する感情
感情予測(Affective forecasting) 将来の出来事によって自分がどのように感じるかを予測しようとすること
攻撃(Aggression) 傷つけられることを望んでいない別の個人を傷つけることを意図した行動
協調性(Agreeableness) 温厚で、協力的で、信頼する傾向
利他主義(Altruism) 他者の福祉を高めることを目的とするあらゆる行動、とくに、その行動を行う人に直接的報酬をもたらさないように見える行動
利他的または向社会的パーソナリティ(Altruistic or prosocial personality) 多くの異なる状況を通して他者を援助する可能性に関連する個人差変数
アンカリングと調整(Anchoring and adjustment) 最初の情報を過度に重視し、そのため判断をそこから十分に動かさない傾向
不安型/両価型愛着スタイル(Anxious/ambivalent attachment style) 子どもが親へ過度に依存し、親が与えられる以上の愛情を絶えず求めるとき
仲裁(Arbitration) 交渉と、対立する当事者同士が会う必要の両方を避ける第三者介入の一種
同化(Assimilation) 既存の知識が新しい矛盾する情報へ影響し、その情報を既存の知識により適合するよう変えることで、スキーマ変化の可能性を低下させる過程
連合学習(Associational learning) 物または出来事が、自動的行動や肯定的・否定的感情のような自然な反応と結びつくこと
愛着スタイル(Attachment style) 親密な関係で人が他者とどのように関わるかについての個人差
態度(Attitude) 主として、人、物、集団への好き嫌いを含む知識表象
態度の強さ(Attitude strength) どれだけ速く頭に浮かぶかによって評価される、態度の重要性
帰属(Attribution) 行動へ原因を割り当てる過程
帰属スタイル(Attributional style) 自分に起きた出来事について行う傾向のある帰属の種類
権威主義(Authoritarianism) 複雑なものより単純なものを好み、伝統的価値観をもつ傾向を特徴とする個人差変数
自動的認知(Automatic cognition) 意識の外で、速く、ほとんど努力せずに生じる思考
自律志向的援助(Autonomy-oriented help) 適切な道具が与えられれば、援助を受ける人は自分自身を助けられるという信念
利用可能性ヒューリスティック(Availability heuristic) 出来事を記憶からどれほど容易に取り出せるかに基づいて、その出来事の頻度や発生可能性を判断する傾向
回避型愛着スタイル(Avoidant attachment style) 子どもが親とまったく関係をもてず、距離を置き、恐れを感じ、冷淡になるとき
おとり商法(Bait-and-switch technique) 標的へ非常に低価格の商品を提示するものの、その低価格の商品は実際には利用できない説得の試み
ベースレート(Base rates) 大規模な母集団全体で出来事が生じる可能性
栄光浴(Basking in the reflected glory) 内集団の肯定的な達成を利用し、それを宣伝することで自尊心を高めること
行動測定(Behavioral measures) 人が実際に何をするかを直接評価するよう設計された測定
バイアスの盲点(Bias blind spot) 自分自身の判断は、他者の判断よりバイアスの影響を受けにくいと信じる傾向
黒い羊効果(Black sheep effect) 内集団の肯定的イメージとアイデンティティを脅かす内集団メンバーを強く低く評価すること
被害者非難(Blaming the victim) 他者に生じる否定的結果を内的に解釈し、その人がそれを受けるに値したように見なすこと
偽パイプライン手続き(Bogus pipeline procedure) より正直な反応を引き出すよう設計された手続きで、実験者がまず参加者の「本当の」信念へアクセスできると信じさせるもの
カタルシス(Catharsis) 害の小さい攻撃的行動を行うことで、後により有害な形で攻撃する傾向が減るという考え
原因帰属(Causal attribution) 人々の行動の原因を明らかにしようとする過程
中心特性(Central traits) 他者についての印象に非常に強い影響を与える特徴
カリスマ的リーダー(Charismatic leaders) 熱意、コミットメント、自信があり、集団目標の重要性を広い水準で語る傾向があり、集団のために個人的犠牲を払うリーダー
強制力(Coercive power) 罰を与える能力
認知的アクセス可能性(Cognitive accessibility) スキーマが記憶内でどの程度活性化されており、その結果、情報処理に利用される可能性が高いか
認知的不協和(Cognitive dissonance) 自分が一貫していないと考える形で反応したときに生じる不快感
認知的ヒューリスティック(Cognitive heuristics) 素早く容易に考えることを可能にする一方、ときに誤りを生みうる情報処理上の経験則
認知的再評価(Cognitive reappraisal) 引き金となった状況や刺激の意味を再解釈することで感情状態を変えること
集合行動(Collective action) 他集団に対する自分たちの集団の地位を高めることで、ある集団が社会的地位階層を変えようとする試み
集団主義(Collectivism) 人は根本的に他者とより強く結びつくべきであり、そのため相互依存へより志向すべきだとする文化的規範
コミットメント(Commitment) パートナー同士が協力して関係を維持し続けるための感情と行動
共通内集団アイデンティティ(Common ingroup identity) ある水準での社会的集団分けの違いが、第2の上位カテゴリーで知覚される類似性によって小さくなったときに経験される社会的アイデンティティ
共同的関係(Communal relationships) パートナーが衡平性や交換への必要を一時的に脇に置き、自分へのコストを考慮せず、相手の必要を満たすため支援を与える親密な関係
友愛的愛(Companionate love) 友情、相互の魅力、共通の関心、相互尊重、互いの福祉への関心に基づく愛
補償型(または平均化)課題(Compensatory or averaging task) 個人のパフォーマンスを加算するのではなく平均するように集団の入力を組み合わせる課題
競争(Competition) 限られた報酬を自分自身のためにできる限り多く得ようとしながら、他の当事者が成功する可能性を低下させようとすること
概念変数(Conceptual variables) 私たちが測定しようとしている特徴
条件づけ(Conditioning) 刺激(環境内の物や出来事)と反応(行動やその他の活動)を結びつける能力
確証バイアス(Confirmation bias) 自分の期待や信念を確認する情報を探し、それを好む傾向
対立(Conflict) 当事者が暴力や敵意に関与している状態
同調(Conformity) 他者が何を信じ、何をするかについての知覚によって、信念、意見、行動が変化すること
結合課題(Conjunctive task) 最もパフォーマンスの低い集団メンバーの能力によって集団パフォーマンスが決まる課題
誠実性(Conscientiousness) 責任感があり、秩序立っており、信頼できる傾向
合意性情報(Consensus information) ある状況が大多数の人に同じ行動を生じさせる場合、その状況が行動の原因のように見えること
一貫性情報(Consistency information) ある状況が標的人物に常にその行動を生じさせる場合、その状況が行動の原因のように見えること
接触仮説(Contact hypothesis) 集団間接触が偏見を減らすという考え
リーダーシップ有効性のコンティンジェンシー・モデル(Contingency model of leadership effectiveness) 個人変数と状況変数の両方に焦点を当てるリーダーシップ有効性モデル
貢献ジレンマ(Contributions dilemma) 行動の短期的コストによって個人がその行動を避け、その結果、行動が行われれば得られたはずの長期的利益が失われる可能性があること
統制的認知(Controlled cognition) たとえば別の人物など、何かについて意図的に評価し考えるとき
協力(Cooperation) 相互作用している人または集団を信頼し、進んで他者とコミュニケーションし共有するときに生じる行動
相関研究(Correlational research) 二つ以上の変数間の関係についての仮説を探し、検証するよう設計された研究
対応バイアス(Correspondence bias) 強く制約された状況でさえ、行動を人の内的特徴に帰属するとき
反実仮想思考(Counterfactual thinking) 「こうであったかもしれない」という観点から出来事を考える傾向
共変原理(Covariation principle) ある行動が状況によって共変(変化)する場合、その行動は状況によって引き起こされた可能性が高いと判断すること
カバーストーリー(Cover story) 研究の本当の目的についての偽の説明
基準課題(Criterion task) 提示された問題に明確に正しい答えがあることを集団が理解できる課題
文化(Culture) 通常、一定の地理的地域に暮らし、宗教・家族の価値や道徳的信念を含む共通の社会的規範を共有する人々の集団
名誉の文化(Culture of honor) 侮辱へ攻撃で応じることを容認し、さらには奨励する社会的規範
サイバーいじめ(Cyberbullying) コンピューター、携帯電話、その他の電子機器を使って行われる攻撃
防衛的帰属(Defensive attribution) 自分も不幸な結果の被害者になりうる、そしてしばしば被害者として責任を負わされうるという考えから自分を守る帰属を行うこと
脱個人化(Deindividuation) 集団の中で個人としての自己意識と個人的責任感が失われること
依存志向的援助(Dependency-oriented help) 援助を受ける人が、その援助には「自分では自分を世話できない」という含意があると感じること
従属変数(Dependent variable) 操作が行われた後に測定される変数
抑うつリアリズム(Depressive realism) 抑うつ状態の人が、そうでない人より、将来について肯定的に偏りにくく、しばしばより正確な社会的判断を行う傾向
脱感作(Desensitization) 刺激に慣れ、そのため刺激から受ける影響が小さくなる傾向
悪魔の代弁者(Devil’s advocate) 対立する意見を表明し、集団にすべての選択肢を十分検討させる(ただし対立的ではない形で)役割を与えられた個人
責任の分散(Diffusion of responsibility) 他者が行動するだろうと考え、そのため自分自身は行動しないこと
差別(Discrimination) 集団所属に基づいて外集団メンバーへ向けられる、正当化できない否定的行動
分離課題(Disjunctive task) 最も優れた集団メンバーによって集団パフォーマンスが決まる課題
無秩序型愛着スタイル(Disorganized attachment style) 不安型と回避型の愛着スタイルが混合したもの
置き換えられた攻撃(Displaced aggression) ある人によって引き起こされた否定的感情が、別の人への攻撃を引き起こすこと
弁別性情報(Distinctiveness information) ある状況が存在するときに行動が起こり、その状況が存在しないときには起こらない場合、その状況が行動の原因のように見えること
分配的公正(Distributive fairness) ある当事者が利用可能な報酬の公正な取り分を受け取っているかどうかについての判断
分割可能課題(Divisible task) 課題に取り組む各集団メンバーが、同時に課題の別々の部分を行える課題
優勢反応(Dominant response) ある状況で最も行いやすい行動
ドア・イン・ザ・フェイス技法(Door-in-the-face technique) 本来意図した小さな要求をする前に、不当に大きな要求を行う説得技法
下方社会的比較(Downward social comparison) 自分より状況の悪い他者と自分を有利に比較することで、肯定的な自己イメージをつくろうとすること
協力と競争の二重関心モデル(Dual-concern model of cooperation and competition) 根底にある個人的志向、または特定の関心へ向けさせる状況の特徴に応じて、個人が社会的ジレンマその他の対立へ異なる形で関わるとするモデル
脳波記録法(Electroencephalography; EEG) 研究参加者の頭部周囲に配置した電極を使い、脳のニューロンによって生じる電気活動を記録する技法
感情的または衝動的攻撃(Emotional or impulsive aggression) 事前の熟慮や意図がほとんどなく、主として衝動的感情によって決まる攻撃
情動(Emotions) 短時間だがしばしば強い、精神的・生理的な感情状態
共感(Empathy) 他者の苦痛を理解し、場合によってはそれを自分でも感じ、その人が経験するように出来事を経験する感情反応
実証的(Empirical) 観察可能なデータの収集と体系的分析に基づくこと
実体性(Entitativity) 一緒にいる人々が一つの集団であると、集団メンバー自身または他者が知覚すること
実体理論家(Entity theorists) 他者の特性は根本的に安定しており、変化しえないと考える傾向のある人
進化的適応(Evolutionary adaptation) 社会的行動の多くを含む人間の本性は、大部分、進化の過去によって決められているという仮定
交換関係(Exchange relationships) 各パートナーが関係への自分の貢献を記録・把握する関係
実験協力者(Experimental confederate) 実際には実験チームの一員だが、研究の別の参加者であるかのように振る舞う人物
実験研究(Experimental research) 最初は等価になるようつくられた二つ以上の個人集団に対し、ある状況や経験を操作し、その後、その経験の効果を測定する研究デザイン
専門勢力(Expert power) 妥当で正確な情報を所有することに基づき、従う人々に私的受容を生み出す勢力
拡張接触仮説(Extended-contact hypothesis) 別の社会集団の友人をもつ人と友人である人は、その集団のすべてのメンバーをより受け入れるようになるという予測
外的妥当性(External validity) 異なる方法や異なる人々について再度検証したときにも、関係が成立すると期待できる程度
要因研究デザイン(Factorial research designs) 二つ以上の独立変数をもつ実験デザイン
偽の合意バイアス(False consensus bias) 他者も自分と似た見解をもっている程度を過大評価する傾向
虚偽意識(False consciousness) 自分自身の低い地位を、社会の適切で正常な機能の一部として受け入れること
反証可能(Falsifiable) 研究結果によって、仮説が支持される(変数間の関係が正しく特定されていた)こと、または変数間に実際には関係がない、あるいは実際の関係が予測された方向ではないことのどちらかを実証的に示せること
社会的アイデンティティの感情(Feelings of social identity) 集団所属から得られる肯定的な自尊心
フィールド実験(Field experiments) 自然な環境で行われる実験研究
適応度(Fitness) ある特徴をもつことで、その特徴をもたない同種の他個体より高い割合で個体が生存・繁殖するのに役立つ程度
固定総和の結果(Fixed-sum outcome) 一方の利益が必ず他方または他の当事者の損失を意味する状態
フット・イン・ザ・ドア技法(Foot-in-the-door technique) 最初に標的へ比較的小さな要求を受け入れさせ、その後、より大きな要求を行う説得の試み
事前警告(Forewarning) 説得の試みが近く行われる可能性を個人に思い出させ、その警告によって説得が減ると期待すること
形成段階(Forming stage) 集団メンバーが集まり、集団として存在し始めるとき
フレーミング効果(Framing effects) 選択肢が利益をもたらすものとして提示されるか、損失をもたらすものとして提示されるかによって、人々の判断が影響されること
欲求不満(Frustration) 自分が設定した重要な目標を達成できていないと感じることから生じる感情
機能的磁気共鳴画像法(Functional magnetic resonance imaging; fMRI) 磁場を使って脳の構造と機能の画像を作る神経画像技法
基本的帰属エラー(Fundamental attribution error) 行動を説明するとき、個人要因の役割を過大評価し、状況の影響を見落とす傾向
全般的帰属(Global attributions) 広く当てはまると感じる帰属
集団帰属エラー(Group attribution error) 個々のメンバーを非常に少数観察しただけで、外集団全体について帰属上の一般化を行う傾向
集団分極化(Group polarization) 討議後、個々の集団メンバーがもつ態度が、集団でそのテーマを討議し始める前より極端になること
集団過程(Group process) 集団が課題へ一緒に取り組んでいる間に起こる出来事
集団奉仕バイアス(または究極的帰属エラー)(Group-serving bias or ultimate attribution error) 内集団の成功について内的帰属を行い、失敗について外的帰属を行い、外集団については逆のパターンで帰属する傾向
集団思考(Groupthink) 非常に有能で優れた意思決定能力をもつメンバーから構成される集団であっても、欠陥のある集団過程と強い同調圧力によって、悪い意思決定をしてしまうこと
ハロー効果(Halo effect) 人についての全般的な肯定的評価が、その人の具体的特性の知覚へ影響すること
危害に基づく道徳(Harm-based morality) 身体的に傷つける、または権利を侵害することによって他者に害を与えるのは間違っているという信念
採取ジレンマ(Harvesting dilemma) 既存の公共財を過剰利用するよう人々を導く社会的ジレンマ
後知恵バイアス(Hindsight bias) 実際にはおそらく予測できなかったことを、自分なら予測できたはずだと考える傾向
集団有効性の錯覚(Illusion of group effectivity) 自分の内集団の生産性水準を過大評価する傾向
潜在連合テスト(Implicit Association Test; IAT) 潜在的信念と態度を引き出すよう設計された手続き
増分理論家(Incremental theorists) パーソナリティは時間とともに大きく変化すると信じ、そのため出来事について状況的帰属を行いやすい人々
独立変数(Independent variable) 実験操作を通じて実験者がつくる状況
個人主義(Individualism) 主として自己高揚と独立へ焦点を当てる、西洋社会で一般的な文化的規範
情報的社会的影響(Informational social influence) 正確な情報をもっていると考える人々へ同調することで生じる、意見または行動の変化
内集団ひいき(Ingroup favoritism) 外集団の人々より、自分の内集団の人々へ肯定的に反応する傾向
内集団(Ingroup) 自分と似ていて重要だと見なし、親密な社会的つながりを共有している人々
命令的規範(Injunctive norms) 集団メンバーがどのように行動することを期待されるかを定める規則
接種(Inoculation) 潜在的な説得対象が説得の試みに対する反論をつくるのを助け、その後の説得を減らすことを目的として、態度上の立場に弱い攻撃を加えること
道具的または認知的攻撃(Instrumental or cognitive aggression) 意図的で計画された攻撃
不十分な正当化(Insufficient justification) 実際には人をある行動へ従事させたり避けさせたりするのに十分な脅威や報酬を、不十分だと知覚すること
統合的結果(Integrative outcome) すべての当事者に利益をもたらす解決策を見つけることができる状態
知的課題(Intellective task) 集団が意思決定または判断を行う能力を必要とする課題
相互依存(Interdependence) 集団目標を成功裏に達成するため、集団メンバーが互いに依存している状態
内的妥当性(Internal validity) 実験における従属変数の変化を、独立変数の変化によるものだと確信をもって帰属できる程度
内面化された偏見(Internalized prejudice) 他者から自分へ向けられた偏見を、自分自身へ向けること
対人魅力(Interpersonal attraction) 別の人物に対して感じる好意や愛情の強さ
ジグソー教室(Jigsaw classroom) 異なる人種または民族集団の学生が、教材を習得するため相互依存的に協力する学習方法
判断課題(Judgmental task) 問題に明確に正しい答えが存在しない課題
公正世界信念(Just world belief) 人は人生で自分にふさわしいものを受け取るという信念
公正世界仮説(Just world hypothesis) 世界は根本的に公正であるという信念に基づいて帰属を行う傾向
血縁選択(Kin selection) ときには個人自身の生存を犠牲にしてでも、親族の繁殖成功を優先する方略
ラベリング・バイアス(Labeling bias) 私たちにラベルがつけられることで、他者が私たちについて抱く見方や期待が影響を受けること
リーダーシップ(Leadership) 他者を目標達成へ向けて導いたり鼓舞したりする能力
学習性無力感(Learned helplessness) 自分の行動について外的で安定的かつ全般的な帰属を継続的に行う傾向
学習(Learning) 経験を通じて獲得される、比較的永続的な知識の変化
正当勢力(Legitimate power) 影響を受ける側が、その人物には服従を要求する正当な権利があると信じることから生じる権威
鏡映的自己(Looking-glass self) 自分をどのように見るかの一部が、他者が自分をどう見ていると知覚するかから生じること
ローボール技法(Lowball technique) 説得者が標的へ望ましいものを約束し、標的に望ましい行動をしている自分を想像させた後、その望ましい提示は実際には不可能だと伝える説得の試み
マクベス効果(Macbeth effect) 自分自身の倫理基準に違反したと知覚すると、人は自分を清めたくなる傾向があるという観察
多数派影響(Majority influence) 現在の社会集団で、より多くの個人がもつ信念が優勢になること
最大化課題(Maximizing task) 集団がどれほど速く作業するか、またはどれほど多くの成果物をつくれるかによってパフォーマンスが測定される課題
調停(Mediation) 第三者による交渉を利用して妥協をつくるのを助けること
単純接触効果(Mere exposure effect) 頻繁に目にした刺激(人を含むが、人に限らない)を好む傾向
メタ分析(Meta-analysis) 既存研究の結果を統合し、すべての研究をまとめて考えたときにどのような結論を導けるか判断する統計的手続き
マインドガード(Mindguard) 異論を抑え、リーダーの意見への同調を高めることを役割とする人物
少数派影響(Minority influence) 現在の社会集団で、より少数の個人がもつ信念が優勢になること
覚醒の誤帰属(Misattribution of arousal) 経験している覚醒の原因を誤ってラベルづけすること
気分(Mood) 日常経験の背景に存在する肯定的または否定的感情
気分一致効果(Mood congruence effects) 現在の気分と一致する記憶をより取り出しやすくなること
気分依存記憶(Mood-dependent memory) 現在の気分と、その情報を符号化したときの気分が一致すると、情報をよりよく思い出せる傾向
道徳的推論(Moral reasoning) 倫理的判断を行う方法
道徳的信念(Morality beliefs) 適切だとみなす原理や理想、義務と責務を記述し、他者の行動を判断し、自分自身の行動を導くために用いる社会的規範の集合
ナルシシズム(Narcissism) 過度に高い自尊心、自己賞賛、自己中心性を特徴とするパーソナリティ特性
認知欲求(Need for cognition) 出会う社会的状況を含む経験について、注意深く十分に考える傾向
否定的帰属スタイル(Negative attributional style) 否定的出来事を、自分自身の内的で安定的かつ全般的な性質によって説明する傾向
交渉(Negotiation) 社会的対立を避ける、または解決するため、知覚された利害の相違を解決しようとして二つ以上の当事者が正式に協力する過程
非身体的攻撃(Nonphysical aggression) 身体的危害を伴わない攻撃
非言語行動(Nonverbal behavior) 顔の表情、ボディランゲージ、接触、声のパターン、対人距離など、発話を伴わないあらゆる種類のコミュニケーション
規範的社会的影響(Normative social influence) 他者に受け入れられる、または孤立・拒絶されることを避けるのに役立つ意見を表明したり行動したりするときに生じる同調
規範形成段階(Norming stage) 集団に適切な規範と役割が発達するとき
自前主義バイアス(Not invented here bias) 集団メンバーが、他集団のアイデアや製品より自分たちの集団のアイデアや製品を過大評価すること
観察学習(Observational learning) 他者の行動を観察することで学習すること
観察研究(Observational research) 行動を観察し、その観察を客観的な方法で記録する研究
オペラント学習(Operant learning) 肯定的感情(強化または報酬)が後に続く経験は繰り返されやすく、否定的感情(罰)が後に続く経験は繰り返されにくいという原理
操作的定義(Operational definition) 関心のある変数を測定するために用いる具体的な方法
楽観バイアス(Optimistic bias) とくに他者と比べた自分自身について、否定的結果より肯定的結果が起こりやすいと信じる傾向
楽観的説明スタイル(Optimistic explanatory style) 自分に影響する現在の結果を、肯定的な将来の結果への期待につながる形で説明する方法
他者への関心(Other-concern) 他者と親しくなり、他者を受け入れ、他者から受け入れられようとする動機
結果バイアス(Outcome bias) 意思決定を評価するとき、結果を過度に重視する傾向
外集団同質性(Outgroup homogeneity) 外集団のメンバー同士を、内集団のメンバー同士よりも似ていると見る傾向
過信バイアス(Overconfidence bias) 自分自身の技能、能力、判断を過信する傾向
過剰正当化(Overjustification) 自分の行動を状況によって引き起こされたとみなし、その行動が実際には活動そのものへの自分の関心によって引き起こされた程度を割り引くこと
情熱的愛(Passionate love) 恋愛相手と知り合い始めたときに経験する種類の愛
Pearsonの相関係数(Pearson correlation coefficient) 二つの変数間の関連、すなわち相関を要約するために用いる統計量
遂行段階(Performing stage) 集団メンバーが定型的な活動を確立し、効果的に協力して働くとき
対人知覚(Person perception) 他者について学ぶ過程
個人的(または内的・特性的)帰属(Personal or internal or dispositional attribution) 行動が主としてその人自身によって引き起こされたと判断するとき
個人的苦痛(Personal distress) 他者の苦しみを見たときに経験する可能性のある否定的感情
リーダーシップのパーソナリティ理論(Personality theories of leadership) 一部の人は効果的なリーダーにするパーソナリティ特徴をもつため、単純に「生まれつきのリーダー」であるという考えに基づくリーダーシップの説明
パーソナリティ特性(Personality traits) 個人を記述する、具体的で安定したパーソナリティ特徴
身体的攻撃(Physical aggression) 他者を身体的に傷つける攻撃
計画錯誤(Planning fallacy) 一定期間内に自分が達成できる量を過大評価する傾向
多元的無知(Pluralistic ignorance) 周囲の他者が自分にはない情報をもっていると考え、他者が何を考えていると思うかに基づいて自分の判断を行うこと
肯定的帰属スタイル(Positive attributional style) 否定的出来事を外的・不安定・特定的な性質に言及して説明する傾向など、高い自尊心と関連する出来事の説明方法
意思決定後不協和(Postdecisional dissonance) 重要な意思決定を行った後に生じる場合がある後悔の感情
事前贈与技法(Pre-giving technique) 返報性の規範に依存する説得技法
前頭前皮質(Prefrontal cortex) 大脳皮質の運動野より前方に位置し、他者の特徴と行動を記憶し、複雑な社会的行動を計画し、自分の行動を他者と調整するのを助ける脳の部分
偏見(Prejudice) 外集団またはその外集団のメンバーに対する正当化できない否定的態度
指示的規範(Prescriptive norms) 集団メンバーが何をすべきかを示す規則
初頭効果(Primacy effect) 後から学んだ情報より最初に学んだ情報へ強い重みを与える傾向
プライミング(Priming) 状況的出来事への曝露によって情報を一時的に記憶へ呼び出し、その後、意識外で判断へ影響させる技法
態度一貫性の原理(Principle of attitude consistency) ある態度対象について、感情、行動、認知のABCは通常、互いに一致しているとする原理
囚人のジレンマ・ゲーム(Prisoner’s dilemma game) 個人の目標が別の個人(または場合によっては複数の個人からなる集団)の目標と競合する社会的ジレンマをモデル化する実験室シミュレーション
私的受容(Private acceptance) 個人の意見そのものに生じる本当の変化
私的自己意識(Private self-consciousness) 自分の内的思考や感情を内省する傾向
手続き的公正(Procedural fairness) 利用可能な報酬を当事者間で分配するために用いられる手続きの公正さ(または不公正さ)についての信念
プロセス利得(Process gain) 集団を構成する個人から予想される以上によく集団が機能するとき
プロセス損失(Process loss) 集団メンバーの特徴から予想されるより、集団のパフォーマンスが低くなるとき
処理流暢性(Processing fluency) 環境内の情報を処理する容易さ
生産ブロッキング(Production blocking) 一度に一人しか話せないことで、他者の話を聞いている間に自分のアイデアを忘れたり、自分のアイデアを考えているため他者の発言を聞き逃したりすること
投影バイアス(Projection bias) 他者も自分と同じ認知状態や感情状態を共有していると仮定する傾向
禁止的規範(Proscriptive norms) 集団メンバーが何をしてはならないかを示す規則
近接―好意(Proximity-liking) 社会的状況によって繰り返し接触するようになると、人々が互いをよりよく知り、より好むようになる傾向
心理的リアクタンス(Psychological reactance) 選択の自由を奪われていると感じるときに経験する強い感情反応
公的追従(Public compliance) 私的意見そのものの変化を伴わない、表面的な行動変化(公の場での意見表明を含む)
公共財(Public goods) コミュニティ全体で共有され、その財の創出に本人が貢献したかどうかにかかわらず、集団の全員がアクセスできる利益
公的自己意識(Public self-consciousness) 外向きの公的イメージに焦点を当て、他者が設定した基準をどの程度満たしているかを特に意識する傾向
条件への無作為割り当て(Random assignment to conditions) 各参加者がどの条件を経験するかを、それぞれ無作為な過程によって決めること
現実的集団間対立(Realistic group conflict) 集団同士が客観的に希少な資源をめぐって競争している状態
新近効果(Recency effect) 後から来る情報へより強い重みが与えられること
互恵的利他主義(Reciprocal altruism) 相互的で、一般に衡平な利益の交換
返報性の規範(Reciprocity norm) 互恵的利他主義の原理に従うべきだと私たちに促す社会的規範
再構成的記憶バイアス(Reconstructive memory bias) 現在の信念と一致することを、一致しないことよりよく覚え、その記憶を現在の信念により合うよう再形成すること
参照勢力(Referent power) 勢力をもつ人への同一視、魅力、尊敬に基づく影響力
関係的または社会的攻撃(Relational or social aggression) 他者の社会的関係を意図的に傷つけること
代表性ヒューリスティック(Representativeness heuristic) より有益なベースレート情報を無視し、起こると予想していることを表している、またはそれと一致しているように見える情報に基づいて判断すること
評判管理(Reputation management) 長期的自己呈示の一形態で、重要な相手に対して特定の評判をつくり、維持しようとすること
研究仮説(Research hypothesis) 関心のある変数間の関係と、その関係の具体的方向についての具体的予測
報酬勢力(Reward power) 肯定的または否定的報酬を分配する能力
役割ストレス(Role stress) 自分が占める一つの役割内または複数の役割間で両立しない要求や期待を経験し、それによってその役割で成功する能力がしばしば否定的影響を受けること
スキーマ(Schema) 人、集団、状況についての情報を含む知識表象
安定型愛着スタイル(Secure attachment style) 子どもが親を安全で、利用可能で、応答的な養育者として知覚し、容易に関係を築けるとき
自己(Self) 個人的アイデンティティ、および個人として自分が何者であるかについての感覚
自己肯定理論(Self-affirmation theory) 自己不一致の感情によって自己概念に生じる脅威を減らすため、当面の問題とは無関係な別の領域で自分の価値へ焦点を当て、それを肯定しようとすること
自己意識(Self-awareness) 現在、自分自身の自己概念へ注意をどの程度集中しているか
自己意識理論(Self-awareness theory) 自分自身へ注意を向けると、現在の行動を内的基準と比較する傾向が生じること
自己複雑性(Self-complexity) 自分自身について、多くの異なる、比較的独立した考え方を個人がどの程度もっているか
自己概念(Self concept) パーソナリティ特性、身体的特徴、能力、価値観、目標、役割についての信念や、自分が個人として存在するという知識を含む、自分についての知識表象
自己概念明確性(Self-concept clarity) 自己概念が明確かつ一貫して定義されている程度
自己への関心(Self-concern) 自分自身と心理的に近い人々を守り、高めようとする動機
自意識(Self-consciousness) 他者から観察され、判断される可能性への関心によって、自己概念のアクセス可能性が非常に高くなること
自己開示(Self-disclosure) 報復を恐れず、受容的・共感的な形で頻繁にコミュニケーションする傾向
自己不一致理論(Self-discrepancy theory) 現実自己と理想自己の間に不一致を知覚すると苦痛を経験する傾向
自己効力感(Self-efficacy) 望ましい結果を生み出す行動を自分が実行できるという信念
自尊心(Self-esteem) 自分自身について抱く肯定的(高い自尊心)または否定的(低い自尊心)感情
自己評価維持理論(Self-evaluation maintenance theory) 他者、とくに自分と親しい人が、自分の自己概念に中心的な領域で自分よりよい成果を上げると、自尊心が脅かされる可能性があること
自己成就予言(Self-fulfilling prophecy) 他者についての期待によって、その期待が現実になるような形で他者へ行動するようになる過程
セルフ・ハンディキャッピング(Self-handicapping) 潜在的失敗について都合のよい外的帰属をつくる助けとなる発言や行動を行うこと
自己ラベリング(Self-labeling) 他者からのラベルを明示的に自己概念へ取り入れること
セルフ・モニタリング(Self-monitoring) 社会的状況の要求を満たすため、自分の行動を調整する動機と能力の両方をもつ傾向
自己知覚(Self-perception) 自分の行動についての知覚を用いて、態度対象への自分の態度を判断する過程
自己呈示(Self-presentation) 社会的地位を高めることを目標として、他者へ肯定的な自己イメージを示す傾向
自己参照効果(Self-reference effect) 自己との関連で処理された情報が特によく記憶されること
自己調整(Self-regulation) 目標を設定し、その目標へ到達するため認知的・感情的能力を利用する過程
自己報告測定(Self-report measures) 面接者または質問紙によって提示された質問に個人が回答する測定
自己スキーマ(Self-schema) 自己についてのさまざまに異なる認知的側面
自己奉仕的帰属(Self-serving attributions) 自分自身を肯定的に見たいという欲求を満たすのに役立つ帰属
自己奉仕バイアス(Self-serving bias) 成功を自分自身に、失敗を他者や状況に帰属する傾向
自己確認理論(Self-verification theory) 肯定的か否定的かにかかわらず、自分の自己概念を確認する情報を求めることが多いという傾向
共有情報バイアス(Shared information bias) 少数のメンバーだけが利用できる同じくらい重要な情報を無視し、集団メンバー全員がアクセスできる情報について話し合う傾向
状況的帰属(Situational attribution) 行動が主として状況によって引き起こされたと判断するとき
スリーパー効果(Sleeper effect) メッセージの内容は記憶されているが、その情報源が忘れられることで、時間が経ってから生じる態度変化
社会的カテゴリー化(Social categorization) 社会的カテゴリーに従って個人を社会集団へ分類する自然な認知過程
社会的認知(Social cognition) 社会世界についての知識が経験を通じてどのように発達し、その知識構造が記憶、情報処理、態度、判断へどのように影響するかについての理解
社会的比較(Social comparison) 自分の態度、信念、行動を他者のものと比較することで、自分の能力や技能、意見の適切性と妥当性、相対的社会的地位について学ぶこと
社会的慣習に基づく道徳(Social conventional morality) ある文化内では適切だとみなされるが、他者へ善を行うことや害を与えることに関係する行動を含まない規範
社会的創造性(Social creativity) 低地位集団のメンバーが自分の集団を他集団よりよいものとして知覚できるようにする方略の利用
社会的ジレンマ(Social dilemma) 個人の目標と集団の目標が対立する状況
社会的支配志向(Social dominance orientation; SDO) 異なる集団間の不平等を見いだし、それを受け入れる傾向を指すパーソナリティ変数
社会的交換(Social exchange) 今、他者を助ければ、将来自分が援助を必要とするとき、その人が恩を返してくれるという考え
社会的促進(Social facilitation) 他者が存在すると、課題をよりよく、またはより速く遂行する傾向
社会的公正規範(Social fairness norms) 人々がどのように公正に扱われるべきかについての信念
社会集団(Social group) 共通の目的をもち、通常、肯定的な社会的アイデンティティを共有する人々の集合
社会的アイデンティティ(Social identity) 社会集団への所属に関係する自己の感覚
社会的アイデンティティ理論(Social identity theory) 自分が所属する社会集団から、アイデンティティ感覚と自尊心の一部を引き出す傾向
社会的インパクト(Social impact) 多数派集団に新しいメンバーを加えることで生じる同調量の増加
社会的影響(Social influence) 他者が私たちの思考、感情、行動を変え、また私たちが他者のそれらを変える過程
社会的抑制(Social inhibition) 他者が存在すると、課題をより悪く、またはより遅く遂行する傾向
社会的知性(Social intelligence) 状況的手がかりを使って状況を明確に知覚する能力
社会的手抜き(Social loafing) 一人でいるときほど集団では懸命に働かない場合に生じる、集団のプロセス損失
社会神経科学(Social neuroscience) 社会的行動が脳活動にどのような影響を与え、また脳活動からどのような影響を受けるかを研究すること
社会的規範(Social norms) 集団メンバーが共有し、適切だと知覚する思考、感情、行動の方法
社会的勢力(Social power) 影響を受ける人々がその変化へ抵抗しようとしても、同調を生み出すことのできる個人の能力
社会心理学(Social psychology) 周囲の人々についてどのように感じ、考え、行動するか、そしてその感情、思考、行動が周囲の人々からどのような影響を受けるかを科学的に研究する学問
社会的責任の規範(Social responsibility norm) 将来の見返りを期待しなくても、援助を必要とする他者を助けようとすべきだとする社会的規範
社会的支援(Social support) 家族、友人、同級生、同僚など、周囲の人々から受ける安心や慰め
特定的帰属(Specific attributions) 特定の出来事により固有だと考える帰属
自発的メッセージ処理(Spontaneous message processing) メッセージそのものへあまり注意を払わず、最も目立つものや楽しいものに焦点を当てること
安定的帰属(Stable attributions) 比較的永続すると考える帰属
ステレオタイプ(Stereotype) 社会集団の特徴について抱く肯定的または否定的信念
ステレオタイプ脅威(Stereotype threat) 文化的ステレオタイプを知っていることによって生じるパフォーマンスの低下
混乱段階(Storming stage) 集団メンバーが自分の意見を明確にしようとし、独立性を表明し、自分の考えを受け入れるよう集団を説得しようとする場合がある段階
サンクコスト・バイアス(Sunk costs bias) あまりに多くの努力を投入したため後にできないと感じることを主な理由として、その状況にとどまることを選ぶ傾向
上位目標(Superordinate goals) 非常に重要であり、達成するには複数の集団による協力的努力と資源を必要とする目標
態度一貫性の原理(Principle of attitude consistency) ある態度対象について、感情、行動、認知のABCは通常、互いに一致しているという原理
第三変数(Third variables) 研究仮説の一部ではないものの、予測変数と結果変数の双方を引き起こし、その結果、両者の間に観察される相関を生み出す変数
熟慮的メッセージ処理(Thoughtful message processing) 説得の試みが妥当か妥当でないかを注意深く検討すること
しっぺ返し方略(Tit-for-tat strategy) 最初に協力的選択を行い、その後は相手の直前の行動(協力でも競争でも)をそのまま繰り返すこと
特性帰属バイアス(Trait ascription bias) 自分自身のパーソナリティ、信念、行動を、他者のものより変動的だと見る傾向
取引型リーダー(Transactional leaders) 部下と協力し、何が求められているかを理解させ、仕事を完了できるよう助けるリーダー
変革型リーダー(Transformational leaders) 集団がどこへ向かうかについてビジョンをもち、現在の状態を越えて新しくよりよい未来をつくるよう部下を刺激し、鼓舞しようとするリーダー
単一課題(Unitary task) 一度に全体を行う必要があり、分割できない課題
非現実的楽観主義(Unrealistic optimism) 悪いことが自分に起きる可能性について過度に楽観的であり、実際に起きた場合にも効果的に対処できると考える傾向
不安定的帰属(Unstable attributions) 時間とともに変化すると予想される帰属
上方社会的比較(Upward social comparison) 自分より状況のよい他者と自分を比較するとき
言語的攻撃(Verbal aggression) 怒鳴る、叫ぶ、罵る、悪口を言うこと
暴力(Violence) 傷害や死亡のような極端な身体的危害を目標とする攻撃
「美しいものはよい」というステレオタイプ(What is beautiful is good stereotype) 外見的魅力が肯定的な内面的性質を示しているという信念